知らないと大変!葬式塾

葬式を手伝ってくれた方へのお礼

2017年05月12日
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葬式には、受付係や案内係、台所係など、たくさんの人手が必要になるでしょう。そして、遺族に代わってこれらの進行を取り仕切りながら、事務や雑事を担当してくれるのが世話役となります。そして、数人の世話役をまとめていくのが、世話役代表や葬儀委員長となります。

つまり、これらで特にお世話になっており、世話役代表や世話役の人たちに関しては、これらの翌日か翌々日に挨拶に伺って、お礼の言葉を述べて、心付けや品物を贈っていくのがしきたりとなります。その他、弔辞をいただいている方や自宅でこれらをした場合には大勢の弔問客や車両の出入りによって迷惑をかけますので、隣近所に対しても必ず品物を持って伺うようにします。

しかし、事情があって翌々日までに伺うことができない場合は、初七日までに必ず回るようにします。つまり、事前に電話などで訪問することを伝えた上で、先方の都合の良い日時を聞いておくのもマナーでしょう。そして、訪問する場合の正式な服装は喪服になりますが、最近においてはあまりこだわらなくなっていますから、男性はダークカラーのスーツや地味な色のネクタイ、女性に関しては落ち着きのあるスーツかワンピースでもかまわないでしょう。

そして、これらを手伝ってくれた方への礼に関しては、最近は金品を持参する場合が多くなっています。そして、心付けに関しては、白無地の封筒に「志」と表書きした上で、家名も入れるようにします。つまり、世話役やお手伝いの方に対しては、世話役代表を通じて、それぞれに渡してもらってもかまわないでしょう。

そして、お礼の金額の相場に関しては、世話役代表が1万円から3万円、世話役が5千円から1万円、お手伝いの方は2千円から1万円程度ですが、地域の慣習により異なる場合もありますから、地域の事情に詳しい方や葬儀社の方に相談するようにしましょう。

また、中には、世話役代表に対して現金での礼にはマナー違反という地域もあるでしょう。その場合には、品物を持参して礼を述べるようにします。

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