知らないと大変!葬式塾

参列することで区切りをつけたい祖父母の葬儀

2017年05月04日
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最近は親子二世代のみの核家族が増えてきています。おじいちゃんやおばあちゃんと一緒に暮らすということは、非常に少なくなってきているようです。都市部では特に住宅事情の関係などもあり、三世代での同居は非常に珍しいものとなっています。

現代では、おじいちゃんやおばあちゃんというのは一緒に生活をするという対象ではなくなり、会いに行ったり、遊びに来てもらうものとなっているようです。また、小さい頃には週末などに頻繁に通ったりするかもしれませんが、大きくなるにつれて疎遠になるということは珍しいことではありません。

1度距離ができてしまうと、次に会いに行く機会を設けるのも簡単ではないかもしれません。一方で、最近は孫消費という言葉もあるように、比較的若いおじいちゃん、おばあちゃんが孫の世代と一緒にショッピングなどを楽しむという風潮もあります。

その場合、関係は以前に比べてより親密となっているそうです。ただ、どんな関係性であれ、おじいちゃん、おばあちゃんの世代というのは孫にとって初めてのお葬式の経験となる場合が多いかもしれません。三世代での同居が当たりだった頃には、祖父母が衰えていく様子などを目の当たりにすることが多くありました。

最近は、高齢でも元気な人が多いので、弱っていく姿などを見たりという経験をすることが少なくなっています。その場合、祖父母の葬儀に参列するということは、あまりにも突然のことで戸惑うことも多いかもしれません。

もちろん孫の世代がおじいちゃん、おばあちゃんの介護をしなくてはならないという状況も増えてきているようです。祖父母との関係は、親子の関係よりも難しいことが多いので、孫の世代にとっては、そのお葬式に参列するという心情は複雑かもしれません。

しかし、きちんと参列することで、いろいろな気持ちを整理したり、感謝の気持ちを表したりすることができるでしょう。それまでの関係性を問わず、葬儀はひとつの区切りとなる儀式なので、参列することは大切だと言えます。

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