知らないと大変!葬式塾

宗教などによって内容が異なるお供え

2017年05月22日
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人が亡くなった後、その亡くなった人を慰めるために供える品物のことをお供えと言います。宗教、宗派や住んでいる地域によって、品物の内容は異なります。そのため、贈るときには注意が必要になります。現在のお葬式はその大半が仏式で行われています。

その場合は果物、お線香、ろうそく、干菓子などが一般的となっています。また、故人が生前好きだったものを贈ることもあり、その場合は故人のためということが優先されます。そのため宗教や地域などはあまり考えなくても良いでしょう。

お供えは持参することもできます。しかし、地域などの習慣の違いが大きいので、葬葬祭業者に頼むほうが無難かもしれません。神式の葬儀の場合は、果物、お酒、海の幸などを供えます。神式の葬儀はお香は炊きません。そのため、お線香やろうそくは選択肢には含まれません。

キリスト教式の場合は生花のみで、お供えのしきたりはありません。なお、お葬式に生花を贈る場合は祭壇の統一を考慮して葬祭業者に依頼するほうが良いと言われています。業者がわからない場合は、喪主になる方に聞いておけば注文が可能です。

また、故人が生前好きだった花を贈りたいというときには、祭壇に飾る花ではなく、枕花やお葬式が終わった後の後飾り用に供える花として贈ると良いようです。

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